Y!モバイル(ワイモバイル)はUQモバイルの直接のライバル関係にあります。
似たような境遇の2社はどんなところが似ていて、どこが違うのでしょうか?
料金プランに関しては両社は驚くほど酷似しています。
ほとんど同じといってもいいです。
音声通話(電話)をしない代わりにその分も料金を下げたいデータ派はUQモバイル。
電話かけ放題が可能な音声通話派ならY!モバイルです。
それでは、細かく2社について調べていきましょう。
現在、UQモバイルではキャッシュバック+初期費用無料の限定キャンペーンサイトによる特典があります。
ワイモバイルは事務手数料無料だけでキャッシュバックはありません。
UQモバイルの料金プラン(2019年10月現在)
UQモバイルの料金プランはとてもわかりやすいです。
キャリアの複雑な料金プランからの乗り換えに頭を悩ませる必要はありません。
スマホプラン
上記の表の通り、通常の音声通話(電話)プランは、毎月のデータ容量により金額が異なる3通りしかありません。
名称は「スマホプラン」です。
使用限度データ容量に応じてS,M,Lがあります。
- 縛りなし。
- 縛りが無いので解約時に違約金は発生しません。
- 契約後に料金が上がることはありません。ずっとその値段のままです。
- 余ったデータ容量は翌月に持越し。
- 音声通話(電話)は20円/30秒です。
- 家族割として子回線登録された回線は500円引きとなります。
- 家族間無料通話サービスはありません。
通話オプション
音声通話サービスは別契約(オプション)のものが2通りあります。
- 10分以内の国内通話かけ放題の「かけ放題」:700円/月
- 国内通話合計60分、2,400円分の「通話パック」:500円/月
「帰るコール」のように毎日電話を掛ける方は通話オプションに入るのがお得な場合があります。
しかし、自分から電話を掛ける機会が無い場合は「楽天でんわ」を利用すれば、半額の10円/30秒で電話が掛けられますし、LINEの音声通話を、後述する「節約モード」で使用すれば無料で音声通話ができます。
通話オプションはUQモバイル契約後に追加で加入することもできますし、プラン間の変更、加入取り消しも可能です。
UQモバイルの最安料金は月額1,980円
UQモバイルに単独で契約する場合、最安の料金プランは、月額料金1,980円の「スマホプランS」になります。
- 月額使用可能データ容量=3GB
- 縛りなし。
- 無料通話なし。
Y!モバイルの料金プラン(2019年10月現在)
Y!モバイルの新料金プランを検討します。
10月からの新プランで、より一層シンプルな料金体系に移行しました。
「スマホベーシックプラン」
10月1日より新料金プランとして登場したのが「スマホベーシックプラン」です。
- S:月間3GB=2,680円
- M:月間9GB=3,680円
- R:月間14GB=4,680円
いずれのプランも10分以内の国内通話無料が付随します。
縛りは無いので、違約金も発生しません。
なんだかどこかで見たことあるような料金表です…
そう、UQモバイルの料金プランとそっくりです。
UQモバイルのスマホプランに国内10分の無料通話のオプション「かけ放題」月額700円を足すと、まったくの同額になります。
国内通話何度でも10分以内無料のサービスが不要な方は、UQモバイルの方が月額700円お安くなります。
音声通話はLINEなどのアプリで構わないという方にとっては、UQモバイルの方が月額料金が安くなります。
月額700円x12ヶ月で8,400円の差額ですね。
家族割引サービス
Y!モバイルの家族割のシステムはUQモバイルとまったく同じです。
2回線以上の登録で主回線を除く子回線は月額500円割引となります。
最大9回線まで子回線登録できます。
新規割
Y!モバイル独自のサービスに「新規割」があります。
新規、またはMNP(ソフトバンクからの番号移行含む)による加入翌月から6ヵ月間基本使用料が700円割引になるものです。
Yahoo!プレミアム for Y!mobile
さらに、「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」として、ヤフオクやヤフーショッピングの会員権が付いてきます。
特典内容については公式サイトをご参照ください。
スーパーだれとでも定額
「スーパー誰とでも定額」
Y!モバイルを選ぶべきはこのオプションに掛かっています。
月額1,000円で、他社も含めたすべてのスマートフォンやケータイ、または固定電話への国内通話が無料でご利用いただけます。
自分から電話を掛けることが多い方はY!モバイル一択と言っても過言ではありません。
今なら下記バナーより事務手数料無料でお申し込みできます。
データ増量オプション
月額500円でデータ量が増量します。
- S=1GB増量
- M、R=3GB増量
本オプションで追加されたデータ容量は、ご利用料金プランの規定容量を使い切って通信速度が低速化された際、通常速度に戻す時にご利用いただけます。
ご契約の料金プランに応じ、通常速度に戻す追加料金(以下、追加料金)を下の表のとおり割引します。
データ増量無料キャンペーン
現在、新規、のりかえ、PHSからの契約変更の場合、データ増量オプション(500円/月)が2年間無料となります。
2年経過後は、「データ増量オプション」の料金として、月額500円がかかります。
注意:UQモバイルでも10月25日から11月30日まで24ヵ月データ増量キャンペーンが開催中です。
増量分のデータ量も提供期間が24ヵ月というのもまったく同じです。
PayPayボーナスライト
Y!モバイルではキャッシュバックの代わりに「PayPayボーナスライト」として、申込みプランに応じてPayPayのポイントが還元されます。
毎月5のつく日に契約申し込みをすると、さらに5,555円相当のポイントが追加でもらえます。
さらに、11月1日~11月11日に契約した方には「いい買い物の日」キャンペーンとして、追加で3,000円分のポイントがもらえます。
Y!モバイルの最安値料金プランは月額2,680円
Y!モバイルに単独で契約する場合、最安の料金プランは、月額料金2,680円の「スマホベーシックプラン S(3GB)」になります。
- 月額使用可能データ容量=3GB
- 縛りなし。(違約金0円)
- 10分以内の国内通話無料
UQモバイルの月額最低料金は「スマホプランS」の、月額1,980円です。
UQモバイルとY!モバイルの同条件比較
UQモバイルへの契約で最も多い「スマホプランS」と「スマホプランM」を対象として比較します。
UQモバイル「スマホプランS」
- 月額1,980円
- データ容量=3GB
- 縛り=なし
上記UQモバイルと同じ条件でauと契約した場合
Y!モバイル「スマホベーシックプランS」
- 月額2,680円
- データ容量=3GB
- 縛り=なし
- 10分以内の国内通話無料
(Y!モバイル:2,680円) – (UQモバイル:1,980円)=700円
続いてミドルレンジの比較です。
UQモバイル「スマホプランM」
- 月額2,980円
- データ容量=9GB
- 縛り=なし
上記UQモバイルと同じ条件でドコモと契約した場合
Y!モバイル「スマホベーシックプランM」
- 月額3,680円
- データ容量=9GB
- 縛り=なし
- 10分以内の国内通話無料
(Y!モバイル:3,680円) – (UQモバイル:2,980円)=700円
検証結果
先ほどの結果を検証いたします。
まず、UQモバイルの月額料金を下げるのは家族割の毎月500円値引きしかありません。
家族割に関してはY!モバイルもまったく同条件です。
データ通信に関する料金はまったくの同額です。
月額料金という観点からは通話以外で差異や優劣を見出すことは困難です。
Y!モバイルは10分以内の国内通話無料が切り離せないので、無料通話サービスが不要な人にとっては、UQモバイルの方が月額700円お得になりますので、その点だけは差別化できます。
それでは、料金以外の違いはどうでしょうか?
節約モード(UQモバイル)
UQモバイルには、接続速度を最大300kbpsにセーブする代わりに容量無制限でデータ通信ができる「節約モード」があります。
SNSやLINEなどのデータ速度を必要としない時は節約モードをオンにしておくことで、不意にデータを大量消費してしまうことはありません。
常に節約モードをオンにしておいて、必要な時だけ高速通信をするという使い方ができます。
お子様やデータ通信に慣れていない方には、節約モードによるデータの速度制限が有効的に機能します。
使用可能データ容量に達した場合は自動的にダウンロード速度が制御されて、節約モードと同じ最大300kbpsになります。
速度制限中は節約モードと同じく容量無制限にダウンロード可能です。
追加データ容量は手続きを踏んで購入する必要があります。
「知らない間にデータを使い過ぎて請求金額が高額に!」という事態は起こりません。
一方、Y!モバイルには「節約モード」のようなサービスはありません。
月間の使用容量を超越した場合は、速度制限が発生します。
速度制限中は容量無制限でデータ通信が可能です。
しかし、Y!モバイルの速度制限は最大128kbpsです。
最大128kbpsでは、基本的に何もできません。
体感的にはそれぐらい遅く感じるはずです。
最大速度300kbpsの「節約モード」があるというだけでUQモバイルを選んでもいいぐらいです。
ネット接続のUQモバイル。
音声通話のY!モバイル。
という特徴が顕著に現れている部分です。
回線速度・品質
キャリアとMVNOでは当然キャリアの方が回線品質は上です。
ということで、MVNOを選ぶうえで重要なのは「どこまで品質を落とせるか」ということになります。
MVNOトップクラスの回線品質
格安SIMのUQモバイルはMVNO業界ではトップクラスの回線品質を保っています。
UQモバイルはKDDI子会社、auのサブブランドとしてMVNO業界を牽引する立場にあります。
UQモバイルの回線品質に不満があるならもう、どこのMVNOとも契約を結ぶことはできません。
では、Y!モバイルの回線品質はどうでしょうか?
Y!モバイルはUQモバイルと優劣付け難い使用感を得られる回線品質です。
回線品質の差異で契約先を決める必要はありません。
Try UQ mobileで15日間の無料レンタルサービス。実際に体験して確かめる。
UQモバイルには「Try UQ mobile」というサービスがあります。
これは、契約する前に15日間の無料レンタルで実際にご自身の環境でUQモバイルを使用して回線品質、使い勝手を確かめることができるサービスです。
データ通信専用のSIMの貸出になるので、通話に関するテストは行えませんが、au回線を使用しているUQモバイルのデータ通信の状況を契約前にご自身の手でテストできるのはユーザーにとって安心感のある、満足感の高いサービスです。
くわしくは別ページの体験レポートをご覧ください。
キャリアと契約ししている人が、格安SIMに乗り換える前に自身の環境で実際に試すことができるのはいいですね。
UQ WiMAX2+でデータ使い放題
移動中や外出先、またはご自宅にWi-Fi環境が無い方に向けたお話です。
スマホを使うと、どうしてもデータ容量が加算されていきます。
毎月のデータ使用容量に不安のある方にご提案です。
スマホプランLにするならいっそのことWiMAX2+はいかがでしょうか?
動画の視聴、OSやアプリのアップデート、写真の送受信、ゲームで使用…
スマホを使えば使うほどデータ容量が足りなくなります。
自宅にWi-Fi環境がある方はそれなりに容量を抑える使い方ができるかもしれません。
せっかく格安SIMで安い料金に抑えられても、データ使用量が足りないなら別の手段が必要になります。
大容量プランにするのではなく、いっそのことWiMAX2+との同時契約もありですよというご提案です。
WiMAX2+とUQモバイルの同時契約で月々約5,000円。
モバイルタイプのルーターを選べば外出中でも容量を気にせずWi-Fiに繋いでネットが使えます。
スマホをたくさん使う人には魅力的な条件がそろっています。
格安SIMの安い基本料金+モバイルルーターの組み合わせで、大容量プランより安くデータ通信を使えます。
UQモバイル「スマホプランS」とWiMAXの同時契約なら月額約5,000円程度にできます。
詳しくは別ページにてご説明していますのでご参照ください。
Y!モバイルからUQモバイルへのMNPは?
Y!モバイルからUQモバイルへのMNPは難しいことではありません。
店舗に行かなくてもオンライン(スマホ)から手続き可能です。
詳しくは別ページをご参照ください。
Y!モバイルはMVNO(格安SIM)ではありません。
これだけは言っておかなければなりません。
Y!モバイルはMVNO(格安SIM)ではありません。
MVNOとは、「仮想移動体通信事業者」のことで、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)に回線使用料を支払うことで、直接的に中継器やアンテナの設備投資をすることなくサービスを提供する会社のことです。
UQモバイルはKDDIの関連会社で、auの回線を借りて営業しているMVNOです。
ところが、ソフトバンク系列のY!モバイルはソフトバンクが直接運営しているのです。
Y!モバイルがソフトバンクに回線使用料を正規料金で借りているのか?そこが不透明です。
そもそも、別会社でもなんでもなく、ソフトバンクが「Y!モバイル」という名前のサービスを提供しているだけなので、MVNOには該当しません。
キャリアである「ソフトバンク」が「Y!モバイル」という料金プランを提供しているようなものです。
ということで、「ソフトバンク」から「Y!モバイル」に契約変更するのは「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)」ではなく「番号移行」となります。
他社から見ると、ソフトバンクがいかにも「格安SIM」ですと偽ってY!モバイルを提供しているように見えるので、度々非難の的になっています。
とはいえ、料金が安くなって回線品質が維持されているなら一般消費者にとってはそんなことはどうでもいいようなことに思えるのも事実です。
あくまで、キャリアの運営者やMVNOを運営している会社から見て「孫さん、そりゃないよ」ということです。
また、MVNOを新業態として推進して携帯電話業界の活性化(低価格化)を推奨している総務省にとってもおもしろくない話のひとつになっています。
ソフトバンクとYahoo!の関係性が一筋縄ではいかない複雑な関係であるのもこういう事態の根源なのかもしれません。
そういうわけで、ソフトバンクからY!モバイルへの乗り換えではキャッシュバックなどのキャンペーン特典が受けられないことが多々あります。
同じく、auからUQモバイルへのキャンペーンが適用されない場合もあります。
しかし、限定キャンペーンサイトならそんな時もキャッシュバックを受けられる可能性が高いです。
UQモバイルへのMNPの時は、限定キャンペーンサイトをご確認ください。
総括
UQモバイルに乗り換えをオススメするユーザータイプは以下の通りです。
- 無料通話サービスが不要なので、その分の月額料金を安くしたい。
- 最大300kbpsの「節約モード」でLINEやアプリの音声通話、SNSなどをデータ容量無制限で使いたい。
- WiMAXなどのモバイルルーターと組み合わせて安価に大量のデータ通信を使いたい。
- 電話(スマホ)はほとんど使用しないからできるだけ安い月額料金でかまわない。
- MVNO(格安SIM)でも低品質な回線は嫌だ。
上記条件のどれかに当てはまる方はUQモバイルをご検討いただけると思います。
Y!モバイルを選ぶべき人は、基本料金を下げて音声通話(電話)をたくさん使いたい人です。
通話オプションの「スーパーだれとでも定額(月額1,000円)」を使うことで、スマホで電話かけ放題を実現できます。
最低料金の「スマホベーシックプラン(3GB)」月額2,680円+「スーパーだれとでも定額」月額1,000円
合計月額3,680円で、電話かけ放題のスマホになります。
大量のデータ通信が必要なら、WiMAXに最安値の月額3,351円の同時加入で月額約6,000円になります。
新規契約やMNPでのスマホ購入大幅割引が無くなった今、格安SIMに乗り換えて安くなった月額料金の差額で最新機種に買い替えるのが一番安上がりなスマホ購入方法になります。
当サイトではMNPから最新最安値契約情報までご紹介しています。

UQモバイルへ一番お得に契約する最新、最安値情報です。
電話は必要が無いからその分も月額料金を下げたいと言う方は、UQモバイルがオススメです。

プラス1,000円のオプションで電話かけ放題にしたいという電話派の方にはY!モバイルをオススメします。
Y!モバイルは現在、キャッシュバックキャンペーンを行っていませんが、PayPayのポイント還元を行っています。
そしてさらに、下記バナーからのお申し込みで事務手数料(3,000円)無料となります。